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海外留学体験談【長期留学】

世新大学(台湾)

 
参加学生氏名 利重 彩美さん
所属 地域創生学科 地域文化コース
留学年次 3~4年次
期間 中国足彩网5(2023)年2月13日~中国足彩网6(2024)年1月30日

​1. 学習内容について(現在履修している授業の内容,現時点の習熟度,今後の目標等)

 現在留学中の世新大学では,6月中旬から夏休みが始まり,あっという間に1か月がたちました。世新大学の夏休みは,6月中旬から9月上旬ごろまでの約3か月という非常に長い期間です。夏休み期間中は学校の授業がなく,台湾の学生と交流する機会が少なくなるため,自主的な学習を意識することが大切だと思います。そこで,私が現在行っている学習方法を3つ紹介します。

 まず,1つ目はSNSを活用した学習方法です。主に使用するツールは,インスタグラムです。これは,インスタグラムで中国語学習について発信しているアカウントの投稿をチェックし,そこで紹介されている単語や熟語がどのような意味なのか,また例文も合わせて確認したうえで音読もしています。その中でも私は,日常的に使用されている台湾華語(公用語)を紹介するアカウントに興味を持っています。理由としては,台湾の方と交流する時に台湾華語を知っていると,話の理解が進み,楽しく交流できると思ったからです。2つ目は,日本の留学生と会話する時に,できるだけ中国語あるいは英語を使ってコミュニケーションをとるように意識することです。日本語を話し始めてしまうと,自然と日本語ばかり話すようになってしまいます。一方,中国語や英語で会話することで,伝えたい内容をどのように言うのかわからないとき積極的に調べることにつながるというメリットがあります。最後に3つ目は,台湾のバラエティー番組やニュースを見ることです。この学習方法では,台湾の方たちが話すリアルな中国語を知ることができます。また,発音も聞くことができるので,リスニングの練習にもなります。

 

2. 生活面について(異文化理解や自身の学びにつながったこと等)

 最近,初めて台湾料理の「臭豆腐」を食べました。臭豆腐とは,その名前の通り「臭い豆腐」です。日本人からすると,この料理の名前を見ただけで,それがどのような料理なのか想像できると思います。私は台湾に来る前から,臭豆腐という食べ物については知っていましたが,台湾に来てからはまだ一度も食べたことがありませんでした。台湾の方は,この臭豆腐を非常に好んでよく食べているように感じます。実際,夜市には必ずと言っていいほど臭豆腐のお店があり,私も寮から最も近い景美夜市で食べました。食べた感想としては,非常に美味しかったです。正直なところ,食べるときには臭いがそれほどきつくなく,日本の納豆の方が臭いは強いように感じました。この臭豆腐は日本ではなかなか食べることができない台湾料理だと思うので,残りの滞在期間中に様々なお店の臭豆腐を食べてみたいと思います。

 話は変わりますが,ちょうど1週間前に「防空演習」が実施されました。この防空演習は毎年行われているようです。防空演習が行われる約30分の間は,外に出てはいけないことになっています。そのため,外出している場合は建物の中で待機します。私は初めて台湾の防空演習を体験しました。開始時と終了時にはスマホに通知が届き,外から鳴っている防空警報のサイレンを聞きました。このような台湾の防空演習を体験できたのは貴重なことだと感じたと同時に,この体験を通して改めて台湾有事について関心を持ちました。

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