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海外留学体験談【長期留学】

ミドルセックス大学(イギリス)

 
参加学生氏名 松原 亜希さん
所属 人間文化学部国際文化学科
留学年次 4年次
期間 中国足彩网3(2021)年10月10日~中国足彩网4(2022)年5月31日

 まず留学する前の事前準備に関して,中国足彩网流行によって提出書類や手続きが通常より増えることになりました。そういった手続きは前例がなかったため自分で調べるしかなく,分からないことも多かったので大変でした。具体的には渡航前のワクチンの2回接種を完了させることと,渡航前のPCRテスト及び陰性証明の提出,渡航後のPCRテストなどがありました。日本の厚労省とイギリス政府が指定する渡航条件をクリアしていないと渡航できませんが,その渡航条件はコロナの流行状態によって数週間単位で変動するものだったので,本当に留学できるかどうかが渡航の直前まで不確かな状態でした。精神的な不安も大きかったです。ビザの発行もコロナ禍の影響で遅れたため渡航は授業開始2週間後となりました。(それまでの2週間の授業は日英の時差に耐えながらオンラインで受講しました。初回はオリエンテーションだけの授業も多かったためそれほど遅れをとることはありませんでした。)渡航してからは諸手続きと授業への対応に追われながらも,イギリスに来ることができたという安心感があったことが大きかったので,渡航する前に比べると不安はなかったです。

 授業はどのモジュールにも講義型のレクチャーと討論型のセミナーの二限あります。モジュールによってはワークショップもありますが,これは自由参加型であることが多いです。レクチャーでは今まで大学で受けていたような専門用語が多い内容を英語で受講するので英語の聞き取りに慣れるまではハードでした。ですが授業資料のスライドや教科書の予習範囲をオンライン上で見ることができるので,予習をしっかりしておけばついていくことはできます。セミナーはレクチャーより一週間遅れて始まるので,1週間前に学んだことを生かしつつ自分の意見をしっかり考えて集団でテーマについて討論する形になります。レクチャーは教授の話す英語に慣れればついていける分,セミナーの方が,英語で専門的なトピックに対する自分の意見を答えるというハードルの高い内容に感じました。私は経済学の基礎を学べるEconomic Policy and Analysis, 欧州人権法とその判例をイギリスを中心に学ぶ UK and European Human Rights Law, 国際関係の基礎を学ぶ Theory of International Relations を三つの必修モジュール(授業が9月から5月まで通年で行われる)として受講し,ジェンダーと政治について討論を中心に学ぶGender, Power and Global Politics, 政治に関するインタビューを行い,データを分析して論文やレポートを書く Constructing Knowledge for Politicsを選択モジュール(9月から12月の前期と1月から5月の講義でそれぞれ受講する)として受講しました。

 ミドルセックス大学にはたくさんの国から様々なバックグラウンドを持つ学生が集まるため,人それぞれ異なるアクセントを持っています。そのような環境で英語に慣れるのは大変でしたが,どの授業も内容が興味深く,資料や学習向上チームによる学習サポートが充実していたためとてもやりがいのある学びの体験ができました。

 渡航した10月から5月末にかけて,コロナの影響を受けたことと,物価が高かったことや予習復習の時間を取ることなどが関係して休みの日に観光をたくさんしたというわけではありませんでした。毎週課題もあったので週末は勉強するか,友達と街で買い物をするような日が多かったです。同じ寮に住む友達と週末映画を見るような日もありました。やはり物価が高いのであまり派手にお金を使うことは滅多にありませんでしたが,それはそれで友人と過ごす時間は楽しかったです。

 ロンドンの中心地には地下鉄で40分ほどで行くことができ,映画で有名なピカデリーサーカスの街並みや無料で楽しめる大英博物館など見どころがたくさんあります。

 4月末には授業が全て終わり学期末課題やテストの準備をしていたので,5月は帰国まで比較的たくさん観光地を回って楽しみました。ロンドンの外へは,普段海が見られないのでビーチが有名なブライトンという街と,「ハリーポッター」の撮影地で有名なオックスフォードへ日帰り旅行に行きました。

 イギリスをはじめとして中国,インド,カタール,イタリア,スウェーデン,ルーマニア,ガーナなど本当に国際色豊かな友人関係を築くことができました。みんな日常会話において支障が全くない程度に英会話のレベルが高くて,私はみんなの会話についていけず劣等感を感じることもありました。ですが私の拙い英語でもみんな真剣に聞いて理解しようとしてくれました。優しい友人に恵まれたことに本当に感謝しています。寮生活では日本との違いもありますが共用はキッチンだけで,不便を感じることはほとんどありませんでした。キッチンを共有するフラットメイトの5人は寮の同じ建物,同じ階に住んでいて,ほぼ毎日全員と顔を合わせました。フラットの友人とのコミュニケーションは,キッチンの衛生面に関わるだけでなく,日本で言えばマンションのご近所さんへのマナーなどに繋がります。(日本人ほど神経質な人はそんなにいません)。たまにキッチンでそれぞれが得意なランチを作ってパーティーをしたりもして楽しかったです。年齢も専攻も全く異なる5人との暮らしは楽しくて,寂しさを感じずに過ごせました。

 やはり事前の手続きを中心として大変なこともありましたが,慣れれば大きなトラブルもなく安全に楽しく生活することができました。就活を始めていますが,貯金をして今度は自分の力で再びイギリスで学ぶチャンスがあれば良いなと考えています。大切な友人もたくさんできて本当に思い出深い8ヶ月間の留学になりました。

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