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【健康科学科】体力評価実習の授業内容を紹介します

印刷用ページを表示する 2020年11月18日更新

 なぜ,マラソン選手は長い距離を走り続けることができるのでしょうか?なぜ,重量挙げの選手は重たいバーベルを持ち上げることができるのでしょうか?

 体力評価実習では,体力指標の中で主要な項目である「全身持久力(最大酸素摂取量)」,「筋力(握力,膝伸展力,背筋力)」や,四肢の形態(大腿部前面,上腕部前面の筋厚など)を学生同士で協力して測定?評価し,それらのデータを用いて,種々の体力指標との関連性,体力指標(筋力)と形態(筋厚)との関連性など考察します。写真左は,超音波診断装置を用いて大腿部前面の筋肉(大腿直筋と中間広筋)の厚さを測定している様子です。写真右は大腿部前面の超音波画像です。

 本実習を通じて,人の体力を評価する方法を理解?修得することを目指します。なお,本実習では正解を求めることはありません。学生の皆さんが計測したデータに基づいて思考し,学生同士で議論?協働して結論を導くことに主眼を置いています。我々教員が思いもしない発想,新たな発見を期待しています。

 体力評価実習は健康科学科2年次後期の開講科目です。2年次開講科目の「体力科学」の内容をさらに深く理解することができます。なお,体力評価実習は地域創生学科?健康科学コースでも同様に行う予定です。

筋厚を測定している様子 超音波診断画像